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住宅ローンを利用する場合でも、頭金と諸経費といった自己資金が現金で必要となります。
頭金は、物件価格の少なくても2割程度の用意は必要といわれます。
金融機関によっては2割相当のお金がなくても8割の融資をするところもありますが、多額のローンを組むことになりますので、なるべく避けた方がよいでしょう。
もし頭金が2割用意できない状態で購入に踏み切るなら、購入後は計画的に預貯金を増やす努力が必要になります。それがリスク対策になるのです。
頭金以外で必要になる諸経費ですが、これは取得する物件により大きく金額が異なってきます。取得にかかる費用とローン契約にかかる費用で、新築マンションや建売住宅なら物件価格の3?5%、中古住宅は仲介手数料がかかるため6?8%程度かかります。そのほか、引越し費用や新たに購入する家具などの費用を含め、約物件価格の1割程度とみておくとよいでしょう。
また、新築一戸建てのケースでは地鎮祭、上棟式、水道引き込み、外溝工事などの費用がかかることもありますので、当初の見積もりに含まれているのかどうかもよく確認する必要があります。結構まとまった金額になる為、後で気づくのでは現金の工面に苦労することにもなりかねません。
頭金、諸経費のほかに、収入減、ボーナスカット、家族の病気、予想外の臨時出費といった「イザと言うとき」の現金あるいは貯蓄が必要になります。
目安としては生活費の6ヶ月分は準備しておきたいものです。
☆住宅ローンの必須豆知識
≪気をつけよう!”1%”金利≫
1%やそれ以下といった住宅ローンの金利としては考えられない「超」低金利のローンは、キャンペーンで本来の金利を割り引くことで実現しています。それらの多くは、1から3年間の固定金利選択型です。
これほど低金利の住宅ローンにはインパクトがありますが、固定期間が明けると大型割引も終了するため、返済額はアップします。
変動金利の住宅ローンは原則としていつでも固定金利に切り替えできますが、固定金利選択型は固定期間中に金利タイプを変更することが出来ません。
利息の変化では、3年くらいの短い期間では住宅ローンの残高は激減しないため、固定期間終了後に反動がきます。メリットが少ない割りにリスクが高い、つまり、「ハイリスク・ローリターン」の住宅ローンになってしまいます。
目先の低金利で多額の住宅ローンを組むことは、とても危険といえます。