« 上限金利選定型 | 住宅ローン トップ | はんはんプラン型 »
多くの民間金融期間は、短期の預金を集めて資金を運用しているため、長期の資金貸出が難しく、このため、民間住宅ローンは変動金利型が基本となっています。しかし、利用者からの固定金利型の住宅ローンへの強い要望もありできたのが、固定金利期間選択型の住宅ローンです。仕組みは次のとおりです。
?固定金利特約期間を選び、その期間中は所定の固定金利による融資が受けられる。
?特約期間終了後の再選択は、各金融機関が独自に決定している、タイプは主として三種類に分けられる。
(A)変動金利優先型…固定金利期間選択型から変動金利型に移行した場合は、固定金利期間選択型に再度の切り換えることができない。また、特定期間終了後再度「固定金利期間選択を選ぶ」ことの申し出がない限り自動的に変動金利型になり、この場合、完済時まで固定金利期間選択型に移れない。
(B)固定金利自由選択型…当初、変動金利型を選択していなければ、特約期間終了後、固定金利期間選択型にするか変動金利型にするかは申出により自由に選択できる。
(C)自由選択型…特約期間終了後、固定金利期間選択型と変動金利型のどちらでも自由に選択できる。なお、この場合、切換え時に申し出る。
?特約期間終了後、選択したタイプにより特約期間終了時点の「新規特約金利」が適用され、毎月返済額もその時点で変更される。なお、特約再設定の場合は、手数料として5,250円の負担がかかります。繰上げ返済については、特約期間中の融資金額の全額および、一部の繰上げ返済は原則としてできませんが、やむを得ない理由がある場合は、繰上げ返済が可能です。この場所も所定の手数料が必要になります。
いずれにしても、変動金利優先型よりも、金利動向を見て判断できる固定金利自由選択型や自由選択型の方が利便性が高いので、まずはこれらの利用を考えてみましょう。
☆住宅ローンの必須豆知識
≪気をつけよう!”1%”金利≫
1%やそれ以下といった住宅ローンの金利としては考えられない「超」低金利のローンは、キャンペーンで本来の金利を割り引くことで実現しています。それらの多くは、1から3年間の固定金利選択型です。
これほど低金利の住宅ローンにはインパクトがありますが、固定期間が明けると大型割引も終了するため、返済額はアップします。
変動金利の住宅ローンは原則としていつでも固定金利に切り替えできますが、固定金利選択型は固定期間中に金利タイプを変更することが出来ません。
利息の変化では、3年くらいの短い期間では住宅ローンの残高は激減しないため、固定期間終了後に反動がきます。メリットが少ない割りにリスクが高い、つまり、「ハイリスク・ローリターン」の住宅ローンになってしまいます。
目先の低金利で多額の住宅ローンを組むことは、とても危険といえます。