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民間の金融機関における住宅ローンの基本は、この変動金利型を採用しています。
その仕組みは、返済中に年2回(4月、10月)金利を見直しますが、毎月の返済額は5年間変わりません。
6年目から返済額が増額となる場合でも前回の返済額の25%増を限度とします。
なお、最終回において借入残高があれば原則として一括返済になります。
高金利時代には、固定金利を利用することなく、変動金利を利用するのがベターといえます。
その理由は、年2回の金利見直しで、当初借りた返済額が5年間一定でも、金利の引下げによる利息部分の減少により、元金部分の増加が図られるからです。また、6年目の新返済額も軽減されます。
低金利時代には、固定金利を利用するのが原則です。
変動金利を利用すると、金利上昇では未払利息(毎回の返済額を上回る利息金額を生ずること)を生ずる危険もあるわけです。
未払利息を生ずれば、次回は、未払い利息を支払ってから利息部分を支払うので元金の減少が図られないケースになります。
その他、6年目では借入金残高が多く残っているため、新しい返済額の上昇につながります。
現在の変動金利は、低金利時代であっても5年以上の固定金利指定型より下回っているので、危険な状況といえます。
借りる時は得をしたと思っても、金利上昇になって不満を生ずることもあります。
ただし、6年目には返済額の上昇に歯止めがかかりますが、上手な活用をしたいものです。
☆住宅ローンの必須豆知識
≪気をつけよう!”1%”金利≫
1%やそれ以下といった住宅ローンの金利としては考えられない「超」低金利のローンは、キャンペーンで本来の金利を割り引くことで実現しています。それらの多くは、1から3年間の固定金利選択型です。
これほど低金利の住宅ローンにはインパクトがありますが、固定期間が明けると大型割引も終了するため、返済額はアップします。
変動金利の住宅ローンは原則としていつでも固定金利に切り替えできますが、固定金利選択型は固定期間中に金利タイプを変更することが出来ません。
利息の変化では、3年くらいの短い期間では住宅ローンの残高は激減しないため、固定期間終了後に反動がきます。メリットが少ない割りにリスクが高い、つまり、「ハイリスク・ローリターン」の住宅ローンになってしまいます。
目先の低金利で多額の住宅ローンを組むことは、とても危険といえます。